竹炭に出会ったのはカンボジアから帰ってきて間もない頃でした。
スラム街には水道もガスもなく、子どもたちは都市から
流れる汚れた川の水で体を洗い、その水を沸かして飲んでいました。
病気になる子どもや傷が川の水で化膿する子どもたちがたくさんいました。
薬はありませんでした。
カンボジアのスラム街はそんな状況でしたが、そこには何物にも変えられない極上の笑顔たちがありました。
その笑顔に魅了され、よくカンボジアに行きました。
日本で竹炭を知った私たちは竹炭をカンボジアで焼くことを夢見ました。
竹炭は水を浄化してくれる。それに燃料にもなる。
竹炭を焼く時にとれる竹酢液は傷の消毒にも使えるし、
消炎効果もある。薄めて飲めば体にも良いという。
こんなステキなものがあったとは・・・と思いました。
そんなことで竹炭に興味を持ち、竹炭の焼き方を教わったのが竹炭工房宝箱の始まりです。
竹炭を焼きながら感じ始めたことは、物がある日本にも竹炭を焼くことでお役に立てることがあるのではないか、
もしかすると物に囲まれた生活に慣れ親しんでいる私たちこそ
竹炭から学ぶべきことがあるのではないのかということです。
家族ができる前、窯の横にテントを張って、水道、ガス、電気のない中に暮らしました。
その経験に教えていただいたことは、私たちはそんなにたくさんの物がなくても生きていける。
私たちの生きる喜びは地球に近い暮らしにこそあるのでは・・・という事でした。
今は子どもが生まれ、家族3人と犬1匹、五右衛門風呂の古い民家に暮らしています。
少しでも物の少ないシンプルな生活を心がけています。
竹が森を侵食している今、竹炭は焼くだけで地球に良い、そしてそれを使って皆様にお届けすることは
より皆様と地球のお役に立てるということで、とてもありがたい仕事だと思っております。
そんな願いを込めて竹炭工房宝箱と名づけさせていただきました。
皆様が竹炭を通してあなた自身に気づき、自分を好きになり、
周りのこと、地球のことを大切に思う気持ちが強まり、深まっていくことを願っております。
地球が1つの星であり、その上で私たちは同じように機会を与えられ育まれている存在だと言うこと、
自分がどんなに守られている存在かということに気づいた時、
自分に優しい気持ちになっていただけたら嬉しいです。
そしてその想いは地球へと広がっていくでしょう。
その手助けが少しでもできるよう、私たちは思いを込めて努力していきます。
誠実に愛を持って竹炭を焼き、日本一想いのある竹炭工房を目指すことに決めました。
こうして皆様と繋がることが出来たのも大切な何かのご縁。
あなた様に竹炭を届けられることを心からありがたく、また嬉しく思います。
こちらのほうへ起こしの際はお立ち寄りくださいませ。
お待ちしております。





